大金持ち達のお遊び(その3)

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大金持ち達のお遊び(その2)からの続き。

昨年、日本のテレビで「半沢直樹」が大ヒットしたが、その反響は香港にも轟いた。ということで、香港のダブロイド紙などでは、さっそく、香港版「半沢直樹」を作ったらどうかという提案が昨年踊った。そのあまりにも短絡的で陳腐なアイデアの数々を読んで、思わず苦笑した次第であった。
どうせ香港ならば、同じ堺雅人主演の「リーガル・ハイ」の香港版を作れば良いかと思う。これなら、本家を遥かに凌ぐ壮大なコミカルストーリーが出来上がること間違いなしだ。
そのえぐさは、あの本家の古美門弁護士も真っ青になること間違いなし。しかも、「実話」が基だ。(昔なら香港の<元>喜劇王が映画化しそうだが、彼ももはやいじるどころか逆にいじられる立場のようだから無理なのであろう)

とにかく弁護すべき自分の依頼人も守らない。「カネのためならなんでもするズラ」の「銭ゲバ」の要素すら盛り込む事ができる。特に彼らのカモは「不動産」が絡んだ依頼人で、思わず「カモがネギを背負ってやってきた!」だろう。そういうおいしいカモは、鍋にしてしまうまで返さない。依頼人のため戦うのではなく、自分のためだ。弁護士と言っても行政書士の役割を担うわけだから、その不動産処理にあくどく絡んで、表と裏で手数料、がっぽりというわけだ。ここであえて触れないが、そのノウハウはとんでもない。だから、パートナーシップを数人の弁護士で組んで、あくどく商売を回したりする。

ただ、誤解がないように言えば、ちゃんと、まともで立派な「本物」の弁護士もいる。ただ、少数派なだけだ。また、いろいろと手数料が高く、一見悪どくみえる弁護士の方がまともだったりするのは、それだけ弁護士のプライドを持って対応しているからそれなりの料金を要求するわけで、まさに、香港で売られているPCの部品などと同じ。
安物買いの銭失いどころか、PC本体まで壊す可能性がある部品もあれば、高いなりに、品質にこだわった、理由がある部品もあるのだ。ただ、その安いものを逆にばれないように、いっそう高い値段で売るのも、香港の特質なのだから、そこの見分けが大変ということになる。元々の値段自体、インフレ・バブルの香港で安いはずがない。

なので、もちろんすべてではないが、逆に裏で「成功報酬」が絡むような香港の弁護士はやめておいた方が得策かもしれない。ある、香港の数人のパートナーシップでやっている弁護士事務所は、「meta」に成功報酬を匂わせる言葉で、何も知らない外人顧客などを釣っていたようだ。最近やばくなって、消したみたいだが。

さすがに香港市民もバカではないので、弁護士が絡むとろくでもないと気がついたらしい。また、海外から直接、大手法律事務所が進出したりして、ますます商売がなくなりつつある彼らは、ますます悪どくなって、本当の被害者がますます増えつつある。ある弁護士など、最悪の場合、すべて依頼人のせいにするための伏線を最初から貼っていき、あまりのめちゃくちゃぶりで、それによって被告が刑事を問われる可能性があってもおかまいなし。それはそれでまたも「弁護士」として儲かるわけで、そうやってのし上がってきた許せない弁護士も存在するようだ。

いろいろな人から同じ言葉を聞いた。「裁判は金持ちのお遊びでない。大金持ちの遊びだよ。」と。
こんな事は長くは続かないだろうし、長く続くようなところは、おしまいのように思えるのだが。

香港を見ると、「金」に執着し過ぎた場合の「将来」の国のあり方が見えるような気がしてならない。
香港で「ワーキングプア」対策のニュースが出ていたが、その「根本」の問題点の解決に取り組まない限り、それも無駄になるのかもしれない。昔から、と言うより昔の方が、よっぽど香港では貧富の差はあった。それでも生きられらたし、何よりそれ以上にチャンスが多い場所であった。昔から「拝金主義」の都市であったが、今と昔では、その意味は、全く違うと思うのであるが・・・

(追記1):香港のある「民主派」弁護士ですら、その正体は、「金」だけで動いていたりする。そして、その悪人のために、弁護士の一般行為を越え、被害者である、ある原告人を悪人にしたて、嘘八百で、しかも、犯罪まがいの手口を使ったりする。まあ、それは、どこの国でもある話かもしれない。
しかし、それとは別に、ある人たちの「癒着」が、なぜ起こるかという、香港の裁判制度の本当の問題点もわかってしまった。いつか、それなりのところで、明らかにするかもしれない。ただ誤解がないように言うと、あくまで一握りの「悪利用する人達」の話です。
しかし、悪徳弁護士ほど、「カモ」を得るための宣伝のために、やたらいろいろな香港メディアでコメントしたりするが、もっともらしいことを言いながら、法律・常識にも基づいていない時があり、そのコメントに笑ってしまうことがある。香港は一切の成功報酬制がないから、裁判に時間がかかるように、あまりにも、争議点を戦略的に作りすぎるから、どれが「重要」か弁護士本人もわからなくなってしまっているのであろう。
まあ、確かに、「基本」はどこの国も同じで、「商売」なのでしょうがない。裁判とはそういうものなのだがら。

(追記2):この話を書いた1年弱ほど後、まさにこの事を象徴するような世界の新聞でも報じられたある香港での大きな民事事件から発展した刑事事件の判決があった。結局その被告は、たぶん弁護士の策略に乗って多額の弁護士費用をかけて大々的に裁判をやった挙句、想像以上の実刑判決となった。依頼者が実刑をくらっても、弁護士は成功報酬制でないからどうでもよいわけだ。すでにがっぽりと裁判費用をいただいているはずだ。普通、依頼者の「本来の」利益を考えてアドバイスするのが弁護士のはずなのに・・・本当の実態はもちろん、こっちとしてはわかるはずはないないから、それ以上何とも言えないが、常識的には狂っていると思ってしまった。
別にこの件ではないが、あくまで一部といえども香港の一般人を苦しめる恥さらし弁護士達とそのシステムを野放しにするのであろうか?ここではもちろん具体名を書くことが出来ないが、万が一香港でトラブルが起こっても「札付き」の自称「民主派」の、組織的に法廷をこじらせるだけこじらせて、裁判官にすらケンカを売るだけ売って、金を巻き上げ、被害者を逆に足蹴りするような弁護士達には要注意した方がよいのであろう。他の国と同じように考えたら間違えなく取り返しがつかない大怪我をするかもしれない。

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“大金持ち達のお遊び(その3)” への2件の返信

  1. 返事が遅くなってすみません。(コメントをせっかくいただいたのに気づいていませんでした。)
    米国はもとよりその基になった英国ですら現在は、もちろん米国型ではないものの成功報酬制や諸々の精度を導入しています。
    もうけない弊害の方が大き過ぎる(逆に裁判が長期化したり、手数料のことばかり考えて依頼者の立場にたたない無責任な弁護士の出現、とにかくお金がかかりすぎるなど)かと思います。しかも香港の元凶はバブルの不動産価格で、これが現在すべてにおいて悪影響を与えているかと思います。香港の弁護士は行政書士として不動産関係の法的事務もやれます。ここから、悪徳弁護士の不動産に絡んだ犯罪まがい(現実にはほぼ犯罪と言える)の行為の基となります。
    そのため、弁護士が依頼者に対し、民事でも例えばmediationのシステムがあるものの、形骸化して、わざと、させないように壊す弁護士が数多くいます。この仕組みにより、逆に裁判費用が余計にかかるとか、もうむちゃくちゃです。

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