地獄の沙汰も金次第

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昨年も書いたが、今年も旧暦の1月26日、つまり、今年は、昨日の3月7日に、香港の紅磡(ホンハム)観音廟という小さなお寺で、「観音開庫」が開催された。

3月6日の夜から、長蛇の列ができ、7日の0時の深夜から、みんな一斉にお寺になだれ込む。もちろん、入場制限でトラブルがおきないよう、警察官までも、このために出動する。

結局、何かというと、観音様の金庫が開き、観音様からお金を借りることができるといわれている行事なのだ。だから、お金が大好きな(まあ、嫌いな人は余りいないだろうが)香港人が、何時間も並んでもお参りするわけである。
どうして、そういうことになったのか、わからないが、どうも、昔は、そういう行事など、なかったぽい。

確かに、このお寺は、昔、戦争中、日本軍が砲撃して、あたり一面無残だったにも関わらず、ここのお寺だけが無傷だったという、日本人がお参りに行ったら逆に、バチがあたるのではないかと思われるような理由で、霊験あらたかなお寺だということは、間違いないのだが、たぶん、商魂たくましい、誰かが、言い出して、有名になったのであろう。

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もともと、凄く小さなお寺だ。たくさんの人が、お供えする紙でできたお金を借りるための一式の物を観音様に捧げるため、ひとりひとり燃やすともなると、大変なことになる。
線香だけでも、これだけの人だと、危なかっしい。

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とにかく人、人、人。この小さなお寺で、いっぺんに大量の紙を燃やすことなどできない。ということで、それらは、とりあえず、別のところで集められている。
ふと、近くの道路をみるとこのような光景が・・・・

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なんとも、無残。めでたいお供えの紙も、こうなると単なるゴミの山。

別に良いのだが、日頃、お参りどころか、正月ですら、お参りもしない人々が、この日だけ、お参りに来るというのもなんとも。
地獄の沙汰も金次第ということわざもあるし・・・・・・。
なんとも、ため息が出る。

ちなみに、昨年より、今年の方が、どうも、人出が多そうだ。やはり、この人出は香港の経済や悩みと、いろいろな意味で密接に関係しているのであろう。

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