VIPよりRPC?

ある香港人の金持ちの話。由緒正しいその金持ちは、当然、有名ブランドのVIP待遇。
で、ある有名ブランドショップの本当の話で、店側がVIPサービスをやめたそうだ。

店側になんでやめたのですかと尋ねたら、冗談みたいな事を一言、「今やVIPの時代ではなくRPCの時代ですから」だと言われたそうだ。

香港の金持ちだと、これは嫌だ、このタイプが欲しい、新商品を持って来い・・・等、あれこれ、とにかくうるさい。しかも、いつも買うとは限らない。しかし RPC(People’s Republic of China)つまり中国大陸からのお客様は、品物もろくに見なくてとにかく黙って買っていく。それも、金持ちの香港人でも躊躇してしまうような高額商品を、だ。

香港のIFCでApple Retail Storeの大型店舗が誕生したが、その光景を外から見ると、まさに「米国No.1となったAppleの象徴」というより、「中国バブル」の光景だ。驚いたことに、この店舗はこれだけどでかいのに販売のみ。アフターサービスなんか考えてない、(まあ、不動産の高騰の中、こんなバブリーな店舗を設けたわけで、非生産的なものなど現実におけない。のに、わけのわからない、Genius Barのカウンターはあるのだが。まあ、あれも販売促進というわけだろうが、まるで役にたたない場合が多い。満足な社員教育を本当にやっているか疑問だ)というか中国大陸の人達が大量に買っていくのだから、香港では必要ないのかもしれない。これが故ジョブズが目指したものかと考えると悲しくなる。たしかに素晴らしい外観だが。何か、前回のApple Special Eventの冒頭部分のように違和感がある。大昔、日本のどこかで見た光景だ。
Apple香港の現状は、また次の機会に。