iPhoneと中秋節


今日は旧暦の8月15日、いわゆる中秋の名月(中秋節)というやつだ。香港の場合、本日は平日ではあるが、その翌日、つまり明日9月25日(火曜日)は、「中秋節の翌日」で休日となる。つまり、昨晩、遅くまで月見をしたから、翌日はお休みというわけだ。
中国(大陸)の場合は、先週土曜日から今日までが中秋節で3連休。そのタイミングで、昨日はとうとう高速鉄道の香港区間が開通した。

またこの中秋節、中国系の家庭では、月餅(ムーンケーキ)が、いわゆる「お世話になった人の」お中元みたいな役割で飛び交い、この日にお供えされたり、食べたりするわけだ。で、この月餅、時には他の高価な贈り物に変化したり、とんでもない人たちは、時には換金可能なものを好み、ここでは書けないあまり良くない商習慣の役割り果たしたりすることもある。

そう言えばiPhone。ご存知の通り、iPhoneXS及びXS Max、ちゃんと中国中秋節3連休前の金曜日に発売されましたね。ただ、今年の香港での売れ行きは、「ここ数年では予約なしで買える初めてのiPhoneの新商品」と言われ、いつもはモンコックの例のところでプレミアムがつくものが今回は軒並みディスカウント状態(ただ、大したディスカウントでもない)。やはり中国関係も色々あって今年は例年のようなわけにはいかない。しかも、商品自体の魅力もあるようには思えない。

ただし、一番お高いXS Maxの512GBだけは、さすがにプレミアムがついたそうです。やはり、富裕層でちょっとずれている(失礼)だと、「チミチミ、僕は金持ちだか、自慢したいので、発売したばかりの一番高いiPhoneをくれないか?」というかんじで、それでも売れるのであろう。まあ、普通の、例えばXRとか、クリスマス商戦に間に合えば良いわけだ。

なので今回も、そんなに売れてないと言われても、最終的にはアナリストの予想よりちょい上のパターンぽい。色々と一部ではそれでも少しは売れるための「小細工」満載。香港版は、DSDS(SIMカードが2枚使える)バージョンだ。で、売り上げの様子を見ながら、Mac mini(未だにPCで2014年のものを恥ずかしくもなく売るAppleさん)とかその他のものを、どうするかをマーケティングをしてどう出すかの最終決定をするのであろう。
本当、消費者としてはちょっと腹ただしいが、やはり金儲けでは天下一品。日本のメーカーさんもこのくらい厚顔無恥で綿密にやればよかったのだが、逆の意味で厚顔無恥で、いつのまにか大惨敗。日本の場合は、誰がどんなマーケティングをやってきたのだろうか?経営サイドが保身だけでリスクを低くするのなら、やらないことが一番だからと20年も続けばこうなってしまうのが当たり前なのだが。

そう言えば、10年ほど前、香港のお金持ちのかなりの人たちは当時、ブラックベリーを使用していた。別に金融関係者でなくともだ。理由は、「みんな使っていて最先端だから」だった。当時、これからは個人用ならiPhoneだと勧めたら馬鹿にされた。それが、今やみんなiPhoneを使っている。ただその中で、カメラ用としてファーウェイも併用したりしている人も出てきている。
「盛者必衰のことわりをあらわす」か。どうなっていくことやら。

エクスパンシス


香港版のiPhoneも一部海外では人気のようだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です