台風22号、その後の香港


強烈だった台風22号(マンクット)。その破壊力は凄まじく、フィリピン上陸後もその威力は衰えるどころではなく、香港では、昨年のやはりシグナル10を記録した台風13号(ハト)どころか、香港の観測史上最大級の台風となって猛威をふるった。

その当時の凄まじさや、その翌日の出社のための地下鉄等の混乱(ついに「香港社畜」とまで書かれていた)については、Twitterやまとめサイトなどで拡散されているので割愛するが、当たり前だがその影響は、すぐさま全て解消するわけではなく、徐々に倒れた木々など、少しづつ整理されている。

折れた信号機が痛ましく、それでも機能していたり、


窓ガラスが割れまくってニュース等でも有名になったオフィスビルは、とりあえず木の板でカバーされていたりしていた。

気をつけなければいけないのは、今復旧中なので、道路だけではなく、生活に密着している例えば一部のフェリー等は、二週間ほど運行を休止予定としているところなどもある。乗ろうと思っても、閉鎖中で乗れなかったりする。

いろいろ勘違いしている人が多いので書いておくが、香港の今回の強烈な台風は、確かに香港の数々の物を破壊したが、元々、香港に来る台風は強烈だったので、その対策は基本的に建物等に取られていて、意外に古いマンションとかでも元々頑丈なため、その影響は軽微だったりする。
しかし、その前に次々に屏風のような高層ビルを建てていき、最近では湾岸を埋め立てて、そこにまた高層ビルを建てるため、日本のバブル期でも起こったが、元々の街の中心地域などはヒートアイランド現象を起こしたりしていたが、逆に台風の時はそれが幸いして、屏風のような建物に囲まれているため、風の影響が受けにくかったりし、上の写真のビルが何故あれだけの被害になったかというと、「風の通り道や景観独り占め」のような建て方をしているので、この場合皮肉にもその台風の風をいっきに受けたわけだ。マンガ「進撃の巨人」を思い出したりしてしまった。

つまり、新しい湾岸部分の建物が今回の台風の影響をもろに受けたり、古い建物でもまたここで何度も指摘したが、無理やり屋上にまた棺桶部屋のための建て増しをしたような違法建築が、吹っ飛んだりしたわけだ。

だからあれだけの台風でも、被害も日本のような深刻なものにならなかった。例えば、他にもシンガポールなども、元々、スコールで長年苦しめられた歴史があるから、その対策を年々取られてきたおかげで、大きな気象異変でも対応できたりする。

逆に日本は、地震などの対策はさすがに取られてきたので、世界が驚くほど耐震に関しては素晴らしかったりするのだが、最近の大雨やら竜巻やらが、よく起こる国ではなかったため、深刻な被害となっている。

本当に世界的に今まで考えられなかったような異常気象等により災害が起こる。なので、その準備はやはり日頃からするしかない。色々複雑な事情はあるだろうが、シグナル3に変更後起きた通勤パニックは、今までの香港の長年の経験によるフレキシブルさを無くした代償のような気がする。せっかくの今までのプレミアム部分がディスカウントにならないことを祈るばかりだ。

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