なぞなぞ

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なぞなぞを一つ。

下は台所、上はベッド。これなーんだ。

正解は、香港の棺桶部屋。ここ最近で話題になっていたが、これはどういうことかというと、狭い場所の有効活用というわけで、火を使う台所の真上にロフトを作りベッドルームにしている部屋があると話題になった件だ。

よく棺桶部屋にされるマンションの部屋には一つの特徴がある。それは昔建てられた古いマンションだということ。築50年以上になるようなものが多いのだ。何故、そういう物件になるかというと、それは安いという事だけではない。昔のそのようなマンションは、逆に作りがしっかりしている上に、天井が高い。

つまり、今なら2階分が昔なら1階分な訳で、当然、中をロフトみたいな作りをして、生活面積を広げようとする。そして一つの部屋を何部屋にもする。で、出来上がるのは、一つ一つの部屋にロフトみたいなものを作って、2階はベッド、その真下は台所という、風水面どころか、安全面でも危うい作りの「棺桶部屋」が誕生したりするわけだ。

問題は、こんなとんでもない事を平気でするのが、現代のちゃんとした香港人の業者とは考えにくく、まあ、下請けやオーナーは、色々言えない人たちだったりすることがあるので、そういう所の工事だから、当然、そのビルの一番取り除いてはいけない命部分の壁などをなんの知識もなく、平気で取り除いたケースもあったと聞く。そうでなくとも、もともとその古いビルも、想定以上の密度で生活できるように建てられた訳ではない上、老朽化だ。だから、最悪、以前書いたような悲惨な事件もおこっちゃう訳だ。


(以前崩れたあの棺桶部屋は、未だに応急措置が取られたまま。たまたまバスで通りかかったところを撮ったもの。真ん中の黄色い線は、バスの蛍光灯がガラスに反射したもの)

じゃあ、これらの棺桶部屋、さぞかしお安いかと思いきや、そうでもない。下手すると、日本の東京近郊のベッドタウンなら、香港の超狭い棺桶部屋の賃貸料金で、2LDKくらいの部屋を優に借りれるくらいのお値段だったりする。今や世界一の賃貸料金だ。

まあ、その物件に投資する「投資家」なら、逆に問題でもおこってくれた方が有難いくらい思っているとんでもんない人たちもたくさんいるかもしれない。そうなると、後々の開発の良い口実ができるからだ。
まあ、それ以上は書かないが、ただ安全にきちんと最低限のルールだけは守って欲しいと思っている次第だ。しかしそれは「異常」ではなくて、時代の変わり目の「正常」な現象なのかもしれない。

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