普通のアルカリ電池も使えない(後編)

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前編の続き

ということで、香港の電脳街、深水埗(シャムスイポ)に行く。

以前に何度か書いたが、この深水埗という街、確かに今では、ほぼぼったくりに近い店も、死ぬほどあるのだが、逆にそこで長年地味に営業している良心的な店もあることはある。また、最近、中国自体の経済も悪くなってきたため、今までのようなぼったくり路線だと店が潰れてしまうということで、逆に良心的な店になったということもあった。香港の商売の時間の流れは大変速い。

その中古のリモコンが大量に売られている路上の店。女店主がリモコンの中の基盤を一生懸命磨いていた。色々店を観察して見ると、ここで長年地味に営業している良心的な店の部類のようだ。

そこの店主に、リモコンのブランドネームと型番を言って、これがあるか聞いて見る。
すると、その情報だけですぐピンときたみたいで、奥から探して持ってきた。そのリモコンを見ると、まさしく探していた自分のリモコンと同じ型のものであった。

しかし、問題は値段だ。どうせ、ぼったくると思い、あまり高いと諦めようと思ったら、たった50香港ドルという。
安いため、ちゃんと、使えるのかと思ったら、そこの店の手作りの機械で、ボタンを押すと、ノイズが出る実験をしてくれた。
「ほら問題ないだろう?」
試しにiPhoneのカメラでリモコンのボタンを押してみてみたら、ちゃんと赤外線の赤い部分が見えた。
この店主、聞けばこの道一筋十数年、リモコンについてすごく詳しい。

そして保証について聞くと、「保証は1年でもOKだよ。但し、間違ってもアルカリ電池を使ってはダメだよ。普通のマンガン電池なら、安いやつでもどれでも平気だよ。」との返事。「こういうので最近のアルカリ電池を使うと、すぐ液漏れしちゃって壊れるからね。」

そうだったのかと勉強になる。もともとリモコンで、アルカリ電池の使用は、あまりよくないのだ。確かに、リモコンって、消費電力がそんなに高くない上に、頻繁に使うわけではない。休み休み使うと長持ちするマンガン電池の方がより適しているわけだし、液漏れのリスクも少ない。
ただ、最近の気候のせいもあるとは言っても、たった数ヶ月で、ちゃんとしたブランドの電池を入れただけで、ほぼ満タンにもかかわらず液漏れになるとは、あまりにも酷すぎる。以前は、こういうことはなかった。よく考えたら、どんなメーカーでも、こういうのは全部中国製。大容量バッテリーも、爆発したりと色々と問題があるが、アルカリ電池すら、まともに使えない時代になったのかと愕然とする。何だか長い年月とともに、全ての質が落ちた気がする。

ちなみに、壊れたリモコンは直せるか聞いて見ると、その壊れた状況を聞くと、その中古品と同じ値段で修理可能だという。

家に帰り、購入した中古品を試してみだが、これまたすこぶる調子が良い。以前使っていたやつよりボタンの反応も良いのだ。
中をちゃんと磨いているのであろう。

マカフィー・ストア

ベルメゾンネット

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