ザウルスの進化系は・・・(後編)

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ザウルスの進化系は・・・(前編)の続き。

以前からAppleは、やたらと商品の「薄さ」にこだわっていたりするのだが(現在もそうではあるが)、これは例えば、シャープの電卓からの、また、情報端末の歴代商品の歴史を見ればわかる通り、本来はそこまで重要な点でないのかもしれない。
薄さを求めても、実はユーザーから言えば、そのことのために、逆に不便なことが多かったりする。しかもそれだけではなく、現実に、以前、「薄い」iPhoneが「曲がった」という騒動まで起きてしまった。

大昔の「薄型電卓」の時さえも、消費者は、そんなに飛びついたとは思えず、その後のカード型電卓も、物珍しいくらいで、そこまで大きな意味をなさなかったかと思う。なぜならユーザーとして重要なことは、「使いやすさ」だからだ。「薄さ」はその「使いやすさ」の中の1要因でしかありえないからだ。

Appleの商品は、いつの間にか中途半端になり、売りたいために、八方美人の商品となりつつあるかと思う。いろいろな機能の位置ですら、今の方が逆に、個人的には、満足がいかない点がある。一昔前のの日本企業によくあったパターンだ。

確かに製品が高機能になり、メモリも増えてくるのと同時に、消費電力も増えるのは当たり前で、「軽さ」は追求しにくくなる。そこは問題だ。しかし、「300g以下」というのは意外に重要なポイントなのだ。

リナックスザウルス最後のSL-C3200ですら298gであった。シャープは、あの当時から、普通の人が、片手で持てる重さをよくわかっていた。298gはそれでも重い。しかしながら、片手で持てる重さの限界を、よく研究していたのではないかと思う。

常時使用する携帯電話は、200g以下がポイントだと思うが、ビジネスなどとして常に持ち歩けるハンディタイプの情報端末で考えれば、300gが、一つのポイントで、理想的なのは、250g前後というところではないだろうか?だから、300gを切る「適度な大きさ」のiPad miniは本来、「情報端末」として、重要な位置にあるのだ。

逆にiPad air2のような大きさのものに関しては、パソコンの代替だ。たかだか書類の作成やメールのために、1kgを軽く超えるMac Book を持ち歩くこと自体、私からすれば馬鹿げているように見える。逆にスマートではない。だからApple純正の軽いキーボードを取り付けられるSurfaceのモノマネのようにも見えるiPad Proは正しい。しかしながらまた第一弾は、通常の内部メモリ2GBというふざけたマネをやってくれたと思うが。それに、イマイチ、先のプレゼンも魅力がなかった。

じゃあ小型の「情報端末」としては、iPhoneが究極というかもしれない。しかし「電話」は、違う。なぜなら、それは、本当の意味でのライフラインとなる。なので本来、バッテリーの持ちに神経を尖らせないといけない。じゃあ、iPod touchかと、最初の頃は思っていたが、結局それは、最終的に電話機能を省いたiPhoneになり、「情報端末」の意味で、iPadに引き継がれた。iPad miniは気軽に持ち歩ける、あのリナックスザウルスの、その先の商品のようなものだ。
だから、iPadは、通常の大きさのものも、miniも、それぞれ意味があるものなのだ。
そして、通常の大きさのiPadは、頑丈なカバー、iPad miniのサイズは軽いカバーが望ましい。また、iPad miniは本来、バッテリーのより一層のもちにこだわるよりも、「もう少しの軽さ」を追求するべきものだったわけで、iPad mini 4で、やっとある意味、「合格点」の、リナックスザウルスの本当の進化系のような小型情報端末の商品だったわけのだ。

りナックザウルスの発売中止から、およそ10年だ。10年という年月が、かかったのだ。しかし、その間で、逆にシャープは、残念なことになってしまったのだ。

Appleも、ジョブズ氏亡き後、何か「Cool」を勘違いして、とんでもない方向にもっていかれようとしていたように思えた。一時は、ザウルスが忘れさられたように、「情報端末」の、その良さもコンセプトも忘れさられたのだろうと思った。

で、結局、個人的には、今、iPad Air2とiPad miniを同時に活用している。その先は、逆にAppleに良い意味で、裏切られるのかもしれない。


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