水に濡れれば重くなる。そして・・・


最近の天候不順で、ここ数週間、香港での野菜の価格も高くなっているのであるが、そうなってくると、今まで、八百屋などで、1個いくらで売っていたものが、重さでいくらと量り売りに変わってきたりする。

で、それと同時に増えるのが、やたら野菜が水で濡れているという現象だ。実は、これは、鮮度を保つためというわけでも、洗浄したわけでもない。実際そうなら、個売りの時でも水に濡れているはずで、そんな面倒なことなど、わざわざするわけがない。
単に水に濡らすとそれだけ重くなり、野菜を少しでも高く売るためなのだ。

しかし、そうやってくれると大変困ることがある。そういう八百屋など、中国本土からの農薬たんまりの野菜だったりする。そういうのを手で選んでいると、手が荒れたりする。農薬は水で溶けるからだ。

本来、こういう野菜は、水につけた後、その水を捨て、それを丁寧に洗うと良いわけなのであるが、ただ、中途半端に少し水に溶けた農薬が表面についている野菜を、そのまま触ると手に良いはずがない。濡れているわけは、洗浄ではなく、重くするためだからなおさらだ。

大概そういう八百屋の店員は、「自分を守るため」手袋をはめている。そしかし、れなら、若干高くてもいいから、せめてこの段階で濡らすなと言いたいが、やはり少しでも安いところに人は流れる。そのための苦肉の策なのであろう。

その八百屋の近く。その店からダンボール箱を回収したおばあちゃん。ダンボール箱は売るとお金になる。こういうおばあちゃんが、生活のために、ダンボール箱を回収して、業者に売るわけなのであるが、そのおばあちゃん。一生懸命、ダンボールに水をかけていた。そうすると、売るとき、重さでお金になるので、少しでも高く売るため、水で濡らすわけだ。

水に濡れれば重くなる。そしてお金になる。

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