Apple Eventのあくまでも私的感想


今回のApple Eventで発表された商品に関して、書く興味が全くないので、Apple Eventのあくまでも私的感想だけ書くことにした。

発表された商品に関しては、すべてAppleにとって「最高傑作」であるというか、機能を上げていけば最高傑作になるだろうし、じゃあ、全く、イノベーション的なものがないのかというと、ステマ的な評論のイノベーション的なものはないが、じゃあ、悪口で書かれている程度かというと、そうでもなく、ある程度は評価できる面もある。
ただ、現在の自分にとって全く必要ないものばかりだし、その発展の仕方を見れば、「先人達」が多く落ちいたジレンマでもあった。

今回のApple Eventは、iPhones6sうんぬんと言うより、今後のAppleを占うための、以前より大切な発表会だったのではなかったかと思う。そしてそこから、いろいろなことが読み取れた。多くのプレゼンテーションの中身から、実は、ここからAppleが、そのやり方によって「飲み込む」か「飲み込まれるか」の大切な分岐点に来ているということがわかる。優秀なApple自体は、現在の自分たちのポジションが楽観的なものではないとわかっている。

ただ、Appleが完全に「飲み込む」のは至難の業だと考えられる。それは、ジョブズ氏健在ならできたかもしれないが、今は難しい。それは別にクック氏が無能というわけではない。「経営」の面から言うと、クック氏は、ジョブズ氏より遥かに上だと考えている。逆にだからこそ、できないこともあるのだ。そして「賢い」クック氏の経営のバランス感覚から考えると、やはり、いかに広義の「資産」をどう効率よく最大限に活かすかということに追われている。しかも、クック氏はAppleのトップでありながら、ある意味自由ではない。

今回のApple Eventを象徴した商品はiPad Proだった。よく、OSやソフト等に通常よりちょっと機能を上げたバージョンで「Pro」という言葉がいたずらに使われたりするが、これは本当の意味での「Pro」バージョン、つまり、一部の医者やイラストレーター等、「プロフェッショナル」な方達のための製品でもある。ある意味、「万人」のための製品ではないかもしれない。実は、ここに、今回のAppleの立ち位置を表した象徴的な出来事だったのではないかと感じてしまった。だから、単なるWindowsやAndroid商品の「パクリ」というより、棲み分け商品なのかもしれない。(ただ自社製品だけを考えれば将来深刻な新たな問題を生むかもしれない。)
そして、MicrosoftやAdobeの方々の「唯一、予想もしなかった」アプリに関するプレゼンテーションがあったわけで、だからこそ、なおさら、もう故ジョブズ氏とは全く異なったところを目指す現在のApple体制を認識してしまった。もはやiPadの本来のコンセプトもない。ただ、これは良い意味での発展とは言い難い。そしてそれにダメ押しするかのような発表が新しいApple TVの発表だった。

その未来は別にAppleという会社自体においては、暗いわけでではなく、むしろ、短・中期的には明るいのかもしれない。何故なら本当に「商売」がうまいからだ。金は持っているがよくわかっていないタイプの消費者を、次はどこに持っていけばよいかよくわかっている。ただ、ある意味の故ジョブズ氏に賛同していたようなファンに関しては、もうこの会社は違った道を選んでしまったということを確認することになり、彼らから言わせると、その先はただ、ただ、絶望だけなのかもしれない。別にもう、Appleを別段追わなくとも、次はどう来るか手にとるようにわかる。それは、昔どこかの日本の会社でも見たパターンだ。ただ、Microsoftの過去の失敗をよく分析しているというか、そのあたりは、救いのような気がする。しかし、甘く見ると大怪我をする立ち位置にきていることは事実で、本来、Appleがやるべきことは別のことなのかもしれないが、たとえわかっていても、それらができないくらいAppleは巨大になり過ぎたのだ。

毎回、AppleのEventをしめくくって豪華なアーティスによる演奏が披露されるが、自分の頭の中では、この古い曲が流れていた。

YouTube Preview Image

この2枚組のベストアルバムの選曲はとても良いのであるが、発売当時、買いたくても買わなかった理由はCCCDだったからだ。CCCDのおかげで、好きなアーティストのアルバムも買わなくなったし、買ってしまったアルバムがCCCDの時は本当に後悔しまくった。
しかし、MacだったらそういうCCCDを入れてもへんなソフトは立ち上がらず、ちゃんとファイル化できることがわかり、それも、Macに変えた理由のひとつだったことを思い出した・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です