おいしいパンが食べたい


ここ特に数年、香港で本当に美味しいパン屋は減ってきたような気もする。
よく香港の情報サイトやらに、香港での美味しいパンの店のランキングが載っていたりするのであるが、思わず「???」となってしまうことが多い。
まあ確かに、おいしいパンの定義は何かということもあるし、好き好きもあるし、何より値段とのバランスもある。しかも、この前までは、すごく美味しかったのに、突然、味が落ちてしまったという店もある。(しかも、その落ちた味で長く定着してしまったりとか)

やはり、ここ何年かの不動産価格の問題が絡んだりして、もうそのあたりについては書きたくもない。やはり、各社というか各店というか、パンに使う小麦のレベルをどうするかとか、この品質でこの値段だったら、店をやっていけないとか、いろいろあるのであろう。
実際、意外に有名な某ローカル財閥系パン・ケーキのチェーン店とかの小麦のレベルが実は結構低くて、その店の飾り付けこそ、なかなかのおいしいパンの店に見えるので、味音痴の人達がおいしいという評価をしているのを見て、思わず笑ってしまったことがある。もちろん人それぞれの、好みはあるだろうし、小麦だけで味が決まるのではないが、某日本で有名なところとのコラボ企画のケーキとか、よくこのレベルでOKを出したなとか、まあ、書いても誰も得をしないので、これ以上、書かないけれども。

日本から進出したパン屋の日本で業界2位のS社の店は、今だにとてもおいしいけれども、やたらサイズが小さくなったり値段が高かったり、まあそれは、香港の高い不動産費からしょうがないのかもしれないが、じゃあ、まあ、日本でも庶民的な老舗の古くなってもカビが生えにくいという業界1位のY社のパン屋は、もう、これは香港でローカル化し過ぎて、はっきり言って、日本のそれよりまずくて高くなったので、買わなくなってしまった。
九州から2年ほど前に進出したR社は、最初の頃こそ、香港でもトップのレベルにくるくらいおいしかったが、今や、わざわざ買いに行くまでもないレベルまで落ち、なんだか、口が渇くパンばかりになってしまった。

当たり前だが、日本で買うよりもはるかに高い、それなりのお金を出せば、香港でもちゃんとしたパンやケーキは手に入るであろう。しかし、それでは、パンが「身近」でない。なので、ローカルのパン屋で、おいしいところはないかということになる。

実は、意外にまだ香港にあったりする。それは、以前紹介したような店ではない。こんな店なのに、良い小麦粉を使っておいしいというのがあったりする。自分で開拓するのが一番なのであるが、だいたい、日本のメロンパンに近い、シンプルな菠蘿包(ポーローパーウ)を買ってみる。たいがい、良いパン屋は、これを食べてみると、実力がわかる。某店の菠蘿包は、表面のサクサク感と、その中身のふんわり感、そして、しっかりした小麦の確かさがなんとも言えない。

ただ、菠蘿包だけで言うと、パン屋ではなく、いくつかのレストランで売っている菠蘿包の方が絶品で有名だったりするし、最近では阿信屋のパン専門店でも、発売開始したが、それは、まだまだレベルが低い。ただ、阿信屋のパン専門店で評価できる点は、昔懐かしい、香港ならではのパンが無くなっていく中で、その再現というか、良い’品質で作っていこうとしている点だ。まだまだ時間はかかるだろうが、実は、阿信屋のパン専門店で、1つ、なかなか良いものがある。これについてあえて書かない。地元の住民が楽しみにしているものだからだ。出して結構早い時間に売り切れたりする。やっぱり、おいしいものは、みんなわかるのだ。

ということで、いろんな場所に行き、おいしいローカルのパン屋を探すのも、またおもしろかったりする。そして誰にもその店を教えない(笑)。でも、必ず、どこかにあります。パンだけではなく、その「おいしいもの」を探すコツは以前に書いた通り。

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