並行輸入品には気をつけて(前編)

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S社のあるAndroid携帯電話機のお話。そのS社の製品がとんでもないという話ではない。どちらかというと、さすがにここにきて、なかなか良いAndroid携帯電話を出してくる。これは日本未発売の格安Android携帯電話。

日本でSIMロックの電話機が一般的な頃、特に香港で販売されているSIMフリーのスマホが熱い注目を浴びた。香港ではいろいろなスマホが販売されているが、それらがすべて、香港でも「一般販売」されているわけではない。海外からの並行輸入販売というのも、結構あって、その場合、当たり前だが、香港で買っても、保証期間内の故障ということで、香港のそのメーカーに持って行っても修理ができないこともある。

スマホで最近、問題となっているのは、「バックドア」だ。しかも、それが犯罪に利用されていたらたまったものではない。悪い「アプリ」が問題をおこしているのならば、まだ対処法がある。むたみやたらと、不審なアプリをインストールしなければ良い。しかしながら購入した本体自体に仕掛けられたら、これはどうしようもない。

実は、そのS社のあるAndroid携帯電話機を買ってひどい目にあったという話だ。
S社の携帯電話機でバックドア問題というのが昨年あった。中国のスパイウエアが仕掛けられているのではないかという話だ。しかし、それも、OSバージョンの更新で問題はなくなったようだった。

その携帯電話機を買ったのは昨年末。その携帯は香港で一般販売されていない。並行輸入だ。そのことを最初知らず、まあ、安いから良いかと思った。しかし、最初から、携帯の動きがどうもおかしい。最初から、やたらとその携帯電話機の動きが重いのだ。それは、OSを一番新しいバージョンにアップしても同じ。
おかしいのは、友人もすでに同じものを購入していて、実際に触ってみたのだが、重いという感じはない。入れているアプリもほぼ同じものだ。悪さをすようなアプリはない。

だが、「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」がAndroid携帯を含めて5台までOKなので、これを導入したら、何故か正常に動くようになった。しかも、別にマルウエアなどの反応もない。本来、この時点で購入店に文句を言うべきであったが、「決定的」な問題点が見つからなかったこともあり、そのまま使っていた。

しかし、使っていくうちに、メモリの消費が激しくなっていく。重くなるとか、フリーズするとかではなく、数分にわたりブラックアウトするようになる。
Google Playでアプリのアップデートをしようとすると、何故がアップデートができない状況が頻繁におこる。
しょうがないので、一度、カスペルスキーをWebに関して外してみる。すると、恐ろしいことがおこる。何故か、Gmailから不審なアクセスの警告のメール。いろいろと見てみると、どうやら、カスペルスキーを外したとたん、その携帯電話機が勝手に、いろいろとアクセスしているようなのだ。
え?これってヤバイやつだ。どうやら、この本体自体に最初からバックドアを仕掛けられているっぽい。だから、アンチウイルスでも、ひっかからないのだ。使いものにならないなら、しょうがない。購入してまだ半年もたっていない。ということで、その商品を販売した店に文句を言いに行く。

どうやら、同じ「重すぎる」という苦情があったようだが、これは並行輸入品だから交換ができない。バックドアの話をしても、わからないとの一点張り。しかも話していくうちに店側が逆ギレ。そして、なにやら、自分のところで「わけのわからない」修理ができるというのだが、「怪しすぎて」預けたくもない。どうせ、実質、何もしないか、逆にまたへんなものを仕込まれたら、たまったものではない。
しかも、「S社に持って行けば?修理料をたんまりとられると思うけれども」と捨て台詞。

「騙された」と思いつつ、S社に「バックドア」のあくまで「情報提供」という形で電話で連絡。しかし、また、この担当者(?)、まったく話がわからない。これって凄い重要なことなのに、よくわからないということで、せっかく人が「教えてあげているのに」それをメールで送れとか、なんだかんだとまるで、クレーマー扱いで、たらい回し。S社はここまで落ちたかと思いつつ、やはりもう二度とS社製品は買わないと誓う。製品もそうだが、良くなっても、やはり、どこか、性根が悪い部分が見え隠れする。親切心も誤解と時間の無駄になるだけなので、さっさと、この携帯を初期化して、売ることにする。

並行輸入品には気をつけて(後編)」に続く

カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ 体験版

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