笑い事ではない

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94台のiPhone6や5Sを全身にぐるぐると巻きつけ、香港から中国本土に密輸しようとした男が逮捕されたことが話題となっている。結局、金属探知機のゲートに反応し、身体検査で御用となったわけで、日本でも「アイアンマン」ということで笑いの種になっているようだが、香港に住んでいると、笑い事ではなかったりする。
問題は、結局、iPhoneの「プレミアム」だけでなく、中国の海外製品に課せられる税金の関係で、そのための「水客」と呼ばれる密輸の横行なのだ。
なので、同じようなケースには、CPUやSDカードすらあるという。

香港等の消費が伸びるから良いと思われるかもしれないが、結局「裁定取引」の原理で、海外の製品にかかる税金等も含め中国ではより高く売られている製品、また食品等なら安全なもの等をごっそり、香港などから買いあさって中国に「密輸」している人たちがいるわけだ。そこに住んでいる人達が買えなくなり、「お得なもの」がなくなり、値段も高騰する。

高級ブランド品等、実生活にあまり結びつかないものならまだ良い。しかし、日本ですら問題になった紙おむつなど、ごっそり持っていかれると、そこに住んでいる人達は本当に大変な目にあう。

それに、いわゆる「裁定取引」の観点から、例えば「阿信屋」等で売られている、日本のものなどで、安い目玉商品で中国では高く売れると思うなら、そういうのを、ごっそり買われてしまう。同じようなものが、中国でも安く売られているかと思ったら、偽物ということも多く、これなら、本物だから安心なのだ。

そうでなくとも、中国本土で一時、「塩」が放射能にきくというデマで買い占められて、香港のスーパーから一斉に塩がなくなり、本当に困リ果ててしまったこともあった。

そして今、香港でプレミアム状態のiPhoneとその割高な携帯電話料金体系及び品物が手に入らないので、とりあえず私はもうiPhoneは、あきらめることにした・・・

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