アカウント乗っ取りやら、なりすましやら


最近、やたらと友人等からアカウント乗っ取りやら、なりすましの被害にあっている。ニュース等でよく話は聞いていたが、身近に被害者が結構いることに驚いた。しかも香港ということだろうか、そのスケールが大きこと。思わず、それって作り話だろうと思ったくらいだ。

「Line」乗っ取りにあった某A氏の場合は、「一体どうしたんだ?」という友人からの電話でアカウントが乗っ取られたということに初めて気づいたそうだ。それは、よくある、「XXX買ってくれ」という手口だったそうで、急いて友人等に、それは私ではないと旨をe-mailや電話で連絡しまくり、自分のアカウントすら入ることができなくなっていたので、Lineの問題報告フォームのページからLineへ報告し、アカウントを削除してもらったそうだ。やれやれと思っていたら、今度はその後すぐ、ある全く知らない人から電話がかかってきて仰天したそうだ。

その電話は中国の上海からだっそうで、そのA氏が事件をおこして(もちろんおこしていない)中国から強制退去されたとかなんだかんだ不幸が続いて金に困っているとの話になっていたそうだ。「なりすまし」とのLineのやりとりで、いくつもの不幸の作り話があったようだ。

つまり、その電話をかけてくれた人は、A氏にLineでつながっている友人の友人のようで、お互い海外に住んでいるから、もし何かできることがあれば、助けてあげようと思ったようで、その前に本人から事情をもう少し詳しく聞こうと思い、電話したようだ。と言うか、それだけではなく、アカウントがいきなり削除されたため、ひょっとしたら、その困っていた人に何かおこったのではないかと心配してくれたのかもしれない。
最初A氏は、電話で、その人が、わけのわからないことをいろいろ話すので何の事だかわからず、話を聞いていくうちに、ようやくこれがLineで自分の「なりすまし」が、その人にコンタクトをとったことがわかった次第であった。

しかしながら、元々、そのA氏は頻繁にLineを使っていなかったため、逆に気が付くのがちょっと遅れたわけなのであるが、もし、もっと遅れていれば、友人や友人の知り合いの間で、かなりの実害が出た可能性もある。

本人だけでなく、その友人を使い、良い意味のネットワークだけでなく、「詐欺」も、こうやって広がるわけだ。

そしてB氏(女性)の場合は、もうちょっとスケールが大きい。その人は香港人なのだが、それなりに地位がある人で、事件は「LinkedIn」の友人の「なりすまし」からのコンタクトから始まったそうだ。正確には、友人に「なりすました」者からの紹介で友人になってくれというわけだ。その「男」は米国人で、最初は米国のネットワークのひとつとして知り合っておくのも、良いことだと思って「友人」にしたらしいのだった。そしてその「男」は言葉巧みにB氏に近づいていく。まるで会ったこともない君(B氏は独身)と結婚を前提にお付き合いしたいと言わんばかりに。

ついにある日「君に米国から花束を贈るよ」と連絡があり、そして本当に豪華な花束が贈られてきたそうだ。
さすがにおかしいと思ったB氏。まず贈られてきた花屋と連絡を取る。そしてその花屋の話では、実は、ある男から依頼があり、20数名に同じメッセージで花束を贈ってくれと頼まれた事を突き止めた。しかもその支払いは跡を消すためかキャッシュだったらしい。

そして米国のそれなりの「機関」に報告。やはり詐欺集団だったらしい。
いろいろあって詳しくは書けないが、最終的にそれなりの「機関」とやりとりするような人でも、コンピューターのウイルス系に関しては、意外に無知というか、今回のやりとりで、なんらかのウイルスを仕掛けられているのではないかと心配して相談され、ちゃんとアンチウイルスソフトを入れているのかと確認したら、某検出率が低い上に重いアンチウイルスソフトの上に、どうもアップデートもちゃんとしていない様子。どうも期限も切れているっぽいので、カスペルスキーのセキュリティソフトを薦めておいた。

よく日本の政府機関が、インターネットに関して、何ちゃら何カ条とか、大変低レベルの啓蒙活動をやっているみたいで正直ばかにしていたが、実は一般のレベルって、こんなものなんだろうとつくづく思った。意外に当たり前のことを確認することも大切なんだろう。「右見て左見て」の交通安全の啓蒙活動と同じだ。
そして最近はiPhoneやiPadに慣れることで、逆にMacやAndroid携帯までウイルス対策は全く無縁と思っているのかもしれない。それだけではなく、普通のWindows PCすらだ。そのことも被害が増えている一因なのかもしれない。

確かにまだiPhoneやiPadのようなiOSに関してそこまでウイルスを過敏に考える必要はないが、「多数派」はそれだけ狙われるわけだからそのへんはいつもニュースなどを確認して注意しなければならない。実際「嫌な」報告は出始めていることだし・・・。

カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ
この「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」の良い点は、たとえば「5台版」なら計5台まで、WindowsPCだけではなく、Macやアンドロイド携帯までアンチウイルスソフトを導入できることだ。iPhoneやiPadのようなiOSに関しては、Jailbreakしていなかったら、現在ウイルスの心配はそこまでないため(ないとは言えないが)、現在はまだ出てはいないが、それがこの会社から出始めたら要注意ということだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です