また閉店か・・・

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毎度毎度の事などで、もはやニュースでもなんでもなくなってきたが、そう言えば、香港で有名なアメリカン・イタリアンレストランの「Fat Angelo’s」が突然、全店クローズ、廃業したことが話題を呼んでいた。
またもや不動産賃料高騰で閉店もやむをえず。2005年に比べて尖沙咀(チムサーチョイ)の家賃は3倍以上になり、これじゃ、経営などまともにできない。しかも、その実態は以前書いた通り。「自然淘汰は当たり前」ではないのだ。

「家賃の値上げ」→「品数を絞る」→「客の減少」→「家賃の値上げ」→「大幅単価値上げ」→「家賃の値上げ」→「一品の量を減らす」→「客の減少」→「グルーポンのような仕組みに参加」→「利益の減少」→「家賃の値上げ」→「廃業・倒産・夜逃げ」など。

昔から香港で「いきなり家賃値上げ」でひどい目にあったケースを知っている。だから、実はここ数年の話ではない。もうかなりの昔の話になるが、ある経営者の人達から香港でレストランを出したらどう思うかという質問に関して、「出さない方が良い。これこれの国ならまだ、良いですが。それでも出すのならいくつかのことに注意して下さい。」とアドバイスをしたものだった。

しかしながら、最近はその「いきなり家賃値上げ」の「禁じ手」をどこでも使いやがる。一部が香港の庶民の「食」まで奪うから不満は高まる、「衣・食・住」のうち、あきらかに「食」と「住」を奪われたら、どこの誰だって不満は高まる。よくその状態をほったらかしにして平然なのに呆れる。結局、なんだかん言って狭い香港。「少数」が組んじゃえばなんでもできる。
だから、以前も紹介した通り「阿信屋」がやったことは、凄かったわけで、逆に日系の韓国系と間違えるようなあるスーパーのやり方には個人的には怒りさえ感じていた。(最近はマシだが。まあ、それぞれ「商売」の表や裏の事情はありますが)

まあ、そんな話をしたところで、こっち側にはなんの得にもならない。(またへんな攻撃を受けてしまう。一体自分は何のために、こんなことを書いているのかと考えることがよくある。)
ただ、香港はそんな「カネに溺れた人達」ばかりでない。実際、昔の香港には「人情」があった。昔のよき時代の香港のコメディ映画を見ればよく分かる。あのような世界が昔は現実に広がっていた。そして憎めない人達が多かった。それが時代とともになくなっていった。でも、そういう人達は「どこかで」細々と今も「人」として生きている。そういう香港の人達は尊敬するし、頭が上がらない。

実際、私自身まだ若い頃の大昔、この地でいろいろな人達からいろいろなことを教わった。 今考えれば、本当に貴重な体験であった。

そして思うことはどこでもやはり「2代目は・・・」となる。
しかし黒田官兵衛の子供、長政の如く、いつか「卑怯者」から「名君」に変わるかもしれない。まあ、それは甘い夢で現実はあり得ないのかもしれない。

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