iPhoneなんて関係ない

チャイナ・モバイル(中国移動通信)がいよいよ来年の1月17日よりiPhoneの販売を始めるというニュースで賑わっている。やはり「中国」という大きい市場、しかも、チャイナ・モバイルの契約者は7億6000万人とも言われ、Appleにとって、これは確かにビックビジネスチャンスに違いない。しかしそういう記事などを見ていると、みんな何か勘違いしているというより、検討違いな論議における予想を立てていたりしているところも目立つ。

実は1番の重要な事はiPhone5sやiPhone5cに関して、ついに中国で標準規格のTD-LTEをサポートしたということだ。それまで3Gに関してチャイナ・モバイルは、中国独自の規格、TD-SCDMAでiPhoneで3Gを実質使えなかった。中国は、当たり前だが「国策」がある。「中国」だからではなく、日本もその「国策」を「頑固」にやったから、現在の日本の携帯電話端末メーカーの低落ぶりをひき起こしたわけだ。今では「ガラケー」とまで言われる始末。よく日本企業の言い訳で、「日本国内で商売がなりたつから」という言葉を耳にするが、それを言うなら中国の人口はケタが違う。中国国内だけではなく、他の国までそれをサポートした商品を出す価値がある。Appleは米国の会社で米国標準のアイデアだ。逆にAppleは今まで中国の標準規格をサポートしていなかっただけだ。

iPhone5s、5cが中国標準のTD-LTEをサポートしたことは、チャイナ・モバイルにとって、iPhoneを販売してもしなくても、その恩恵を受ける。詳しくはここで書かないし、わかっていて書いてない所も多いが、中国の携帯電話市場の特徴を熟知している人達にとっては常識だ。何故、香港でiPhoneが驚異的に売れるかを考えればわかる。逆に香港の人達の間ではiPhone離れすら見えている気もするが。 →「iPhoneなんて関係ない」の続きを読む