日本はお盆ですか・・・

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今日は、8月13日。香港は、朝から天気が悪い。
実は台風のシグナルはお昼の1時現在、3。
明日、14日から15日にかけて、かなり強力な台風11号が、香港に接近するとのこと。
ご存知の通り、シグナル8になると、香港株式市場は休場、交通機関は地下鉄を除き、ストップしてしまう。

8月の13、14、15日って、日本ではちょうどお盆だ。

日本では通常はこの3日間だが、ただ、一部の地方によっては、その日にちが、1か月早いとか、若干、数日、違うとか、いろいろあるみたいだが、それは旧暦から太陽暦の移行で生じた問題のようだ。

で、香港のお盆はというと、もちろん旧暦が中心。
旧暦の7月は「鬼月」であり、いわゆる地獄の窯の蓋(または門)が開くというやつだ。
「鬼月」とあるが、実際は「幽霊月」とでも言うような意味で、日本と同じように、死者の霊が現世に帰ってくるというわけだ。

やはり旧暦の14日(今年は8月20日)を中心とする3日間の盂蘭(ユーラン)節が特に盛大で、昔は(今もだが、特定の場所以外は、かなり減った)街角のいたるところで、チャイニーズオペラの小屋が立って開催されたりしていた。
亡くなった祖先達とチャイニーズ・オペラを楽しむ、いわゆる、これも先祖供養というわけだ。

日本で言う所のお盆と同じなので、考えればわかることであるが、結構香港に住んでいる日本人ですら、よく勘違いしていることがひとつある。(特にその間違った常識をこの時期になると、あちらこちらのブログで見かける。)
お盆で祖先の霊が現世に戻ってきて、それを供養するのであるから、当然、その供養とは、日本では、お墓参りをしたり、お寺のお坊さんに頼んだり、仏壇にお供え物を上げたりするわけで、例えば香港でも、当然、同じ様なことをする。

実はこの時期、香港では、お寺などで、祖先や生前、お世話になった人の供養をお金を払って頼み、そこのお寺などが設けたスペースの壁などに、その供養を頼んだ祖先の名前が書いた紙や板などを、その一定期間はり、そこに、線香やお供え物を各個人でも持って行って、お祈りしたりするのだ。

では、最近火災や住宅事情等の問題で減ってきている有名な香港の風物詩で、特にこの時期、夕方から夜にかけて、道路脇などで、ドラム缶などに、金やら衣服などにみたてた紙などを燃やしているのは、なんだろうということになる。

もちろん、祖先供養の場合もあるが、あれは、日本で言うところの、浮遊霊など、だれも供養してくれない霊などに、功徳としてボランティアで供養のために、燃やしているのだ。

その燃やす一式は、日本で言うところの仏具店などで、この時期、セットにして売っていたりする。

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(上の写真は、そのセット、しかし、このセットも、年々インフレで値段が高くなっていくな・・・)

最近、燃やす人達が減ってきているので、今年も、ちゃんと、燃やしてあげよう・・・・

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