新しいのに懐かしい

「iCloudで新しく便利になりそうな事」の続き。
iPhoneなどのiOS7について。

今回のWWDC2013で、iOS7も発表となった。そしてデザインを全く新しくしたという。
その新しいデザインを見た時、すごく懐かしい気がした。全く新しいはずなのに?
何故?

まだ日本でiPhoneが発売されていない頃、iPod Touch(初代)を購入した。
そして、直ぐに、Jailbreakをした。何故か?
当時はできないことが多かったからだ。まだ発売されていないiPhoneのように使え、さらに便利になる。
また、それによって、壁紙はライブ壁紙にできたし、アイコンなどのデザインも「当時の」Macっぽくした。また、わざわざ設定に行かなくとも、明るさやWi-Fiの切り替え等ができる。

たぶん、将来、こういう風にiOSも変化するのだろうかと思ったが、現実は違った。
逆にライバル社が、そういうのを取り入れた。

メモリの件もあるだろうが、だんだん何か、元々のアイデアから離れていっていく気もした。確かに、今では、ほぼJailbreakする意味などないが、それでも、何か足りない。
何かを忘れて進んでいっている気がした。

今回のデザイン、これこそが「Appleらしい」デザインだ。だから懐かしいわけだ。今までが逆にそれほど、Appleらしくなかったわけだ。

ジョブズ氏は生前、事ある毎に、フォントのこだわりについて力説したいた。
「たかがフォント、されどフォント」だ。そのフォントの美しさまでこだわった。
もちろんデザインは言うまでもない。

Appleの素晴らしさは、マイクロソフトのように「理系的」な発想に縛られていないことだった。
音楽でもそうだ。「音」に操られるのではなく、「音」を操るのだ。
「音」に縛られては良い音楽は生まれない。

使う人が満足する商品が大切であり、作る方だけが満足してはいけない。
これを、どこかの国の開発者は、忘れてしまったような気がする。
→「新しいのに懐かしい」の続きを読む