奇々怪々な銀行送金手数料

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以前、書いたが、基本的に無料のアプリ、特にゲームは、余り紹介しないことが多い。何故なら、「無料(タダ)」ほど高いものは、なかったりするからだ。

しかしながら、何度か紹介している、「App of the Week」など、本来は有料なのであるが、キャンペーンのために、一時的に無料だというものは、全く別だ。
ゲームでも、うざい宣伝もなければ、アプリ内購入をしなくとも、最後まで、きちんと遊べる。ただ、若干の宣伝や、ゲームを簡単に達成できるためなどの、有料アイテムを設けている場合は多いが。
(ちなみに今週の「App of the Week」は、「Bee Leader 」だ。それなりに、楽しめるゲームではあるが、やはり、以前の定番ゲームというべき「プラント vs. ゾンビ」や、「Fruit Ninja」などは、名作で、はまった。現在有料だが有料とは言っても、85円なので、その価値は十分あるゲームだ。)

ただ、敵もさる事ながら、最初から、元々「無料」で出す気のアプリを「いまだけ無料」と謳い、実際は、うざい宣伝や、アプリ内でアイテムなどを購入をしないと、先に進めないようなゲームアプリなどもあるので、気をつけないといけない。結局、有料のアプリとして買うより、遥かに高くつくこともあるからだ。
まあ、最近は、さすがに、その手の、まるで詐欺みたいなアプリも、多少減ってきているが。

また、そういう無料アプリ方のランキングも、いろいろ各社、各個人、工作しているような時もある。無料だから、Apple IDさえあれば、誰でも無料でダウンロードできるわけなので、ダウンロード数を、どうやったら、増やせるか、簡単にわかる。いくらダウンロードしても、無料なので、Apple側にその都度、売上の30%を納めなくても良いからだ。

よほどよくできた、ビジネスモデル(例えば、Angry Birdsシリーズのアプリとか)を除いて「安い」とか「無料」というのものには、それなりの、とんでもないワケがあることが多い。それは、このようなアプリの話だけではない。

いろんな業界で、「表面上」は安いのであるが、実際使うと、遥かに高くつくという話はいくらでもある。ただ、そういうのが急増してきた感がある。

例えば、ある香港の銀行にも言えることだ。

元々、香港の海外送金手数料は、日本などの他国に比べて、遥かに安いというのが常識だった。
しかしながら、最近は、香港も、表面上の海外送金などの手数料は安いのだが、実はとんでもないからくりで、実際は標準より、ひどい時は、日本より、はるかに高い実質の手数料をぶんどられることがある。ここでは、問題があるから、その銀行名を書かないが、日本でも有名な香港の大手銀行で、つい最近、とんでもないめにあった。

今回のケースは、もっと大きな買い物で、Paypalは使えず、クレジットカードも3%の手数料を別途とられるということになったので、銀行送金の方が計算すると安かったから、その方法をおこなったのだ。しかも、こちらの銀行も相手の銀行も大変大きな銀行だったので、当然、銀行同士、コルレス契約を結んでいるはずだから、中継銀行としての、コルレスバンクを通さなく、ダイレクトに送金されるだろうと思っていた。

結果、計算するとクレジットカードで3%どころか、トータルで7%近くの銀行手数料をとられたのだ。もちろん、送金する場合、送金手数料を支払った。確かに、日本に比べたら安い。また、相手側に入金された時、入金手数料が、かかることがある。それに関しては、相手持ちということだった。いろいろ調べてわかったことは、何故か、今回、送金の間に中継銀行が入っていて、そこの銀行の手数料が、かなりかかっている様なのだ。しかも、その中継銀行は、通常のコルレス銀行ではなく、そこの銀行の米国現地法人なのだ。その上、その金額が、一般のコルレス銀行としての中継銀行がとる通常の相場の手数料より遥かに高い。

そして、ひとつ、わかったことは、最近、海外送金に関しては、相手の銀行口座に送金する際に、「コルレス契約」がないので、ダイレクトに相手の銀行側に直接送金できないというのではなく、「カンパニーポリシー」という、名目で、自分のところのグループの中継銀行を通し(この場合、米国ドル決済だったので米国らしい)、そこで、通常のコルレス銀行のチャージより、かなり高い中継の手数料をとっている様なのだ。それが嫌なら、送金者が送金の際、中継銀行を指定しろとか、最近、めちゃくちゃの様だ。

その銀行で、後で文句を言われるリスクを負いたくないということだけではなく、実は、それをしてないなら、勝手に、銀行側が自分の関係会社を通して割高な中間の手数料を取っても文句がないだろうというわけだ。

だいたい一般の送金者は、銀行間のコルレス契約等について、わかるはずがない。コルレス契約という言葉も知らないケースが、ほとんだろう。だいたい、銀行側に送金先の銀行にダイレクトに送金できるかを聞いても、調べるのが面倒なので、わかりませんと答える場合が、ほとんだ。実際、送金前に、聞いたら、わからないとの返事だった。(ウソつけと思ったが、大丈夫であろうと思った。何故なら、昔なのだが、実際、同じ支払い、受け取りの銀行のケースで、ダイレクトに送金できたからだ。)

ちゃんと理由がつく、コルレス銀行として間に、中継銀行を通すなら、何も文句はない。それが、「カンパニーポリシー」という名目で自分のグループ会社を通し、同じグループなのに、相場より高いとは、どういうことだ?。

その中継銀行のはっきりとした手数料の経緯がわからないので教えて欲しいと言ったら、それは、別会社だから、わからないという。その銀行のグループ会社なのに。ウソつけ。じゃあ、スイフトでわかるだろうと言ったら、別途手数料が、かかるという。はあ?しかも、その間、問い合わせ部署のたらい回し。これで、あきらめると思ったのだろう。

そして、嫌がらせのように、あっちこちと、同じような部署を、たらい回しにされ、明らかに、知らないだろうと思ってウソをつかれながら(ちゃんと会話は録音してある)、徹底的に何日もかけ、交渉し、調べてわかったことは、中継銀行の一般の手数料とは、また別に、そこがその他の手数料ということで、いくらか勝手に手数料をとっていたのだ。

どうも、日本人は、文句を言わないし、言葉の問題もあるし、それに文句を言うだけ労力もかかるし、あわないので、おかしいと思っても「泣き寝入り」しているようだ。というか、通常、入金手数料とかで、とられたのだろうと、勝手に思っている人も多いらしい。

確かに、金持ちの日本人とかだったら、ここで、文句など言う時間がもったいないだろう。また、相手側も、昔から、日本での銀行の送金手数料とか高いので、それに慣れている「日本人」はチョロいと思っているんだろう。
ただ、おかげで、香港に住んで細々生活している日本人まで、ひどい目にあってしまう。
他の銀行では、まず、しないようなことを、その銀行は平気でやっているようだ。何故なら、ぼたくられることに慣れている「日本人」だからのようなのだ。

まあ、くれぐれも海外送金には気をつけて。

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