Alone Again (Naturally)

Pocket

以前に書いたが、まず日本でiPhoneが発売になる前にiPod Touchを購入した。
最初の購入動機は、携帯の音楽再生機器が欲しかったからだ。あとで、Jailbreakをするとビジネスにも活用できるかもしれないということがわかり、丁度、今まで使っていたシャープのザウルスが生産中止を決定して、どうしようかと悩んでいたので、iPod Touchを購入したわけだ。

「ザウルスの代わり」の前に、最初単純に、ソニーのウォークマンにしようか、iPod Touchにしようかと考えたのだが、そのビジネス活用を考える前に、やはりiPod Touchに決めた。何故なら、当時、アルバムのジャケットを音楽の再生とともに出したり、曲の歌詞を出したりすることは、他の音楽機器ではできないことであったからだ。
どうしても、日本勢は、「著作権」関係で、アイデアがあっても、それをしなかったかもしれない、というより、それ以上に金儲けばかりで、音楽に関しての本当の「思い入れ」が昔ほどないんだなと当時思った。
大昔のソニーの商品など、一般に謳われている機能以外にも、消費者が喜ぶような、隠し的な機能があったりして、素晴らしかったのに。

だから、その当時はまだ、iPod Touchや将来出るiPhoneに関して、日本ではネガティヴな意見が多かったが、一体、アナリストと称される人達やマスコミなど、何を言っているのかと思っていたし、本気でそう考えているのなら、もはや日本は昔の誇れる日本とは違うんだなと思った。

昔から洋楽が好きだ。それは、小学生のころからで、特に60年代や70年代の洋楽に好きな曲が多い。もちろん、小学生の頃、英語の歌詞など、わかりゃしない。というか、それから先も英語が苦手だったし、ましてや、将来海外で生活するなど、思いもよらなかった。だから、当然歌詞より、メロディーに惹かれたわけなので、どんな曲か、その歌詞のタイトルや日本語の解説などで、適当に想像して聴く程度だった。

しかし、なんの縁か、仕事の転勤で突然、海外で生活するようになり、英語は必要不可欠になった。だんだん慣れてくると、その英語の「耳」ができてくる。
ある日突然、音楽を聴いて、何を歌っているのか、歌詞が耳に入ってくる。今までは「空耳」の方が多かったのに。

そして、単純な歌詞だと、少しは意味がわかるようになる。でも、完璧ではない。でも、歌詞を見ると意味がわかる。そうしたら、いままでメロディーしか聴いていなかった曲で、意外に奥深い歌詞だったというのが、たくさん出てきた。

そして、いろいろな好きな曲の歌詞を知りたくなる。ここでは、いろいろ問題があるので書かないけれども、洋楽に関しては、歌詞をiTuneに自動的にとりこんでくれるアプリも多々ある。

そして、曲を聴きながら歌詞を見る。Macに関しても、以前紹介したアプリ「Lyritop」で歌詞を、Macの画面に表示して見ることができる。

1972年のヒット曲にギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」という名曲がある。米国のビルボードで1位となり、日本でも大ヒットした曲だ。

そして、その後、その曲は、映画版、「めぞん一刻」でも使われ(アニメ版にも1度だけ使用されたらしい)、単純に、「恋とかにやぶれて、ひとりぼっちになったとかの曲かな?」と勝手に思っていた。

最近、たまたま聴いていると、歌詞が耳に入ってきて・・・あれ?思っていた歌詞と違うみたいだ。そしてよくよく歌詞を読んでみると・・・・・涙が溢れ出て、ボロぞうきんのようになってしまった。そういうことだったんだ。この曲の「またひとりぼっちになった。自然に・・・」の意味は・・・。爽かな曲なのにこんなにも悲しい歌詞だったのか。

私の父も母も、もうこの世にいない。あまりにも、自分の今の境遇とこの歌詞がダブって、聴く度に、涙腺のスイッチが入るようになってしまった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です