鬼太郎と電子頭脳

「水木しげる」の漫画が好きだ。以前、NHKのドラマでブームになったからではない。もう何十年もだ。ほとんどの作品は読んだかと思う。きっかけは、子供の頃、「ゲゲゲの鬼太郎」の第2シリーズ(1971年)のアニメを見てからで、これは何度も再放送されていて、これに衝撃を受けた。他の作品に触れていって、また年をとっていって、そのアニメの本当の「意味」がわかるようになったと思う。この第2シリーズが一番、「水木しげる作品」を理解して作られた秀作だと思う。

特に子供の頃から好きな作品は、原作の漫画にもある、「かまぼこ」という作品だ。
ネタバレになるので、あまり深く内容は書かないが、鬼太郎を騙した「半魚人」に対する制裁が、彼を「妖怪から人間にする」ことだった。そして鬼太郎の放ったセリフが、「お前は人間になって永遠にくるしむがいい」

なんという言葉だ!「はやく人間になりたい」ではない。そこが、「水木しげる」の凄さだ。また、ある短編では、肉体を持たない霊が「水木しげる」を騙して肉体を乗っ取る。霊は喜んだが、水木しげるの生活は、仕事、仕事で地獄のような生活。逆に水木しげるが静かな霊界をエンジョイしているとか・・・・ →「鬼太郎と電子頭脳」の続きを読む