香港とかのお米の話(その2)

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香港とかのお米の話(その1)からの続き

1993年の日本の米不足の時、日本にいた。そして緊急の措置でタイ米が大量に日本に入ってきたことがある。それを食べた私の瞬間の感想は、「なんだこのまずい米は?」

これによって日本人の中で、「タイ米=まずい米」という固定観念ができあがった人も多い。
実はその前、香港にいて、タイ米を何度も食べていた。感想は、「とてもおいしいお米」で、日本で食べたあのマズいお米はその前も、その後も決して食べたことはない。当たり前だが、お米には実際に種類や等級がある。結局、日本米ですらそうだが、お米も実際はピンキリで飼料用にしかならないようなお米もある。緊急で入ってきたお米なので確かにそうなる想像はついた。

実はタイ米はヘルシーでとてもおいしいお米だ。特に タイ米の中でもジャスミン米と言われる高級香り米はおいしい。
お米の種類、海外の米の現状等について話さないとよくわからないかもしれないが、それは今度、詳しく話すとして、そのタイ米の中の「ジャスミン米」に関するあるひとつの香港での話。

ある香港では大変珍しい、とても良心的な、海外輸入食品を主に扱うお店。そこでは、タイ米が売られている。しかも高級ジャスミン米だ。そのタイ米は実は他のスーパーでも売られている。しかしパッケージが少し違う。そして、そこで、なぜ、ここで売っているお米が良いかという説明文が店頭で張ってあり、その内容は「このお米はタイでパッケージされたものを販売しております、他店は香港でパッケージされています。」

通常、お米には賞味期限がある。よく新米がおいしいというが、米は新しい方がおいしい。「玄米」から精米された瞬間から劣化が始まる。だからこだわるお米のお店になると、玄米で仕入れて、買ってから精米するようなところも、香港ですらある。(そういう香港の店は、日本の高級米に限定されているが。)
ということは、タイから玄米の状態で輸入され、香港で精米されてすぐ売られているお米の方がおいしいはずだ。では何故、その店は「タイでパッケージされている」のに、おいしいといいはるのか?

実際、そこのお米を食べた。確かにとてもおいしい。炊きあがりも良い香りだ。実際、そこのお米は売れに売れている。値段的なこともあるが、それだけではない。消費者が一度食べたら確かにおいしいと、わかるからだ。じゃあ、何故? その味の違いは?そこにはある意外な秘密が隠されている。それは次回で。

香港とかのお米の話(その3)に続く

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