ニンジンジュース

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1980年代の半ば過ぎに初めて香港に来たとき、のどが渇き、露天で初めて、ニンジンジュースを飲んだ時の感動がいまだに忘れられない。ニンジンって、こんなに甘くて果物みたいなんだと。それに比べて、日本のニンジンジュースは・・・・。

昔、中国の野菜には余り農薬など使われていなかった。農薬が高くて買えないからである。しかし、経済発展、成長とともに、「きれいな野菜は高く売 れる」と誰かが教えたわけである。農薬を大量に売る手段として。また、以前騒がれた中国のウナギの禁止抗菌薬問題。実は日本でも、この薬は昔、使われていたのだが、こ れが禁止されたわけで、この話は実はそんなに古い話ではない。その売れなくなった薬は、まだ禁止されていない国で売ればよい・・・。その販売先が中国である。 現在の食の安全を脅かしている中国の食品のその原因を作ったのは日本なのかもしれない。実は自業自得なのである。

日本でも問題になっていて、マンガ「美味しんぼ」にも出てくることであるが、実は今食べられている野菜の栄養価は昔に比べると著しく低い。農薬を 使うと土壌が痩せる。土に栄養がなくなっていくからである。当然、そんな土壌で作られた野菜がおいしいはずがない。ここ数年の中国で作られた野菜を食べている と、昔に比べて、味が薄くなったというか、その野菜のうまみが足りない気がする。もちろん、昔飲んで感動した、あのニンジンジュースは今は、味あうことはで きない。もう二度と・・・。

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